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前回は春には花粉症や頭痛、めまいなど身体の上部、
いわゆる顔面部や頭に影響が出やすい季節なんですよ、
というお話をいたしました

春の症状-頭痛、のぼせ、イライラ、肝血不足による眼精疲労and more…
エネルギーが上昇し体の上部に留まってしまい上手く循環しない…
そういう場合は、顔面部の目や鼻、頭、などを中心にトラブルが起きやすくなるということなのです
春って「上昇」「芽吹き」の季節、
だから上に、上にと登っていきやすく、症状が体の上の方にでやすいという理屈なんですね
だからこそ症状が悪化される前から治療をしたり
セルフケアを欠かさないことが体調管理の重要なカギとなるんですね

では、春に効果的な生薬は何かというと
菊花！片頭痛、目の疲れ、花粉症で目のかゆみや痛みがある方にはもってこい
イライラが気になる方は、決明子という生薬でお茶でさがすならハブ茶、
セリやパクチー、シソなど香りが高い青の野菜を意識して食す
金針菜という乾燥した花は非常に血液補充にすぐれているので
中華食材や漢方食材の店で購入できますよ～

そして、春のツボとしておすすめは
前回もご紹介したお助けのツボ「太衝」
足の甲にあるアキュポイントに毎日お灸がおすすめです
上に滞ってしまうエネルギー（気）を下にぴっぱり降ろす
だからのぼせやイライラ、頭痛などに効果的なのです

治療だけでなく毎日の養生にお役にたてるケア法をお伝えしてまいります

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